第949号8月8日水【昭和天皇御製を読む 642】生徒らの心を込めて作りたる鍬を手に持ち苗植ゑにけり

【水曜日【禍】壇】偉人伝。晴れた夕の淀川の面の蒼
晴れた夕の淀川の面の蒼だつと。葦のみどりは金にひかりぬ
【天皇陛下御製を読む 164】聖なる聖なる尊い貴い【鍬】を
平成22年2010年。八首。第6歌。
……第60回全国植樹祭□福井県
生徒らの心を込めて作りたる鍬(くは)を手に持ち苗植ゑにけり
お喜びは二重三重八重に。
御手にあるのはただの道具ではない。
……生徒らの心を込めて作りたる
聖なる聖なる尊い貴い【鍬(くは)】というひかり輝くものである。
この御製は生徒らに伝えられた。
生徒たちは大歓声をあげたであろう。
御製の平易なる正確なる清らかなる日本語と日本語文法。よ。
御製。御歌の記述の明かるき。御製のいのられる願われる不変である。
矢嶋よ。やよ。励まね。
【瀬音 皇后陛下御歌集を読む 256】スカンポは丈高くなりたり
平成4年1992年。十八首。第八歌。
十八首は美智子さまの「瀬音」中でも多いほうに属する御歌数である。それを数えてまずは喜ぶ。十八首にもお目にかかれるぞ!と。きょうは第八歌。
……ほととぎす
ほととぎすやがて来(き)鳴(な)かむこの園(その)にスカンポは丈(たけ)高くなりたり
未来はこの子たちにあかるく開けるものである。天上のファンファーレ鳴り響き、子らの背は高く高く伸びゆく。
美智子さまが言われるとき、
……スカンポ
の片仮名のなんと高貴のユーモラスにひびくことか。
昭和43年1968年お歌
……奄美の旅
登校(とかう)道(みち)の長手(ながて)まぎらはし子らの食(は)むアマシバの葉の稚(わか)き甘酸(あまず)さ
矢嶋よ。やよ。励まね。
やよの幾乗を励まね。や。
【昭和天皇御製を読む 642】はなしのぶの歌しみじみ聞きて生徒らの心は花の如くあれといのる
昭和60年1985年御製
……阿蘇野草園にて
はなしのぶの歌しみじみ聞きて生徒らの心は花の如くあれといのる
御製、御歌の不変である。それを貫く精神の不変である。
矢嶋よ。やよ励まね。さらにさらに励まね。
矢嶋博士
