第976号【昭和天皇御製を読む 668】母国は青き梅実る頃

【火曜日【禍】壇】札付きのゴロツキの確率にすぎない菅直人というモノ(物)
ゴミに投げし段ボール箱が跳ねかへり池にタプリッ↓音たて落つるも
札付きのゴロツキの菅直人とふ。単なる確率のことに過ぎぬ
人間にどうしやうなき。ゴロツキのある確率にあらはれるの。を
【天皇陛下御製を読む 188】心育てし人々を思ふ
平成9年1997年
御製
・・英国訪問
戦ひの痛みを越えて親しみの心育てし人々を思ふ
美智子皇后陛下御歌
・・旅の日に
語らざる悲しみもてる人あらむ母国(ぼこく)は青き梅実る頃
平成9年のこの年は冷ややかな歓迎ぶりであったか。
・・戦ひの痛み
はなほ、越えねばならぬほどには厳然として残っていた。彼と此の国民性に優劣はもとよりない。無い、が、しかし明瞭に意見を述べるに適した言語、あからさまにものをいわない伝統の言語、というものの相違というものはあるであろう。
・・語らざる悲しみもてる
人の国に住む人々を思う。故国は梅の実が実る頃である。その国の梅の実は青いいろをしている。香りは、清冽であるが、刺激的に自己を主張するものではない。顔を近づけると、仄かに香りくる、ひめやかなもぼである。
御製。御歌の不変である。
祈り、の、不変である。
矢嶋よ。やよ励まね。
やよの幾乗の幾乗をはげまね、や。
奮い立て、や。
【瀬音。美智子皇后さま御歌を読む。280】いかばかり君ら水を欲(ほ)りけむ
平成6年1994年。十九首。第三歌。
第三歌は第二歌と対の御歌である。硫黄島あ□□二首。である。
・・硫黄島
銀ネムの木木茂りゐるこの島に五十年(いそとせ)眠るみ魂(たま)かなしき
慰霊地は今安らかに水をたたふ如何(いか)ばかり君ら水を欲(ほ)りけむ
「美智子さまが、われらを見られた、そうして、われわれがいかに水を欲しがった。かを、その苦しみに思いを致しくださったぞ」ー死者のかなしみは、この思いの届くときに、癒される。
死者はいま、初めて目の前の安らかにたたふ水を見る。そうして、それを飲むに。至る。
御歌。御製。の不変である。
矢嶋よ。やよ励まね。
やよを幾乗して励まね。
【昭和天皇業界製を読む。668】のこされしうから思へばむねせまりくる
昭和37年1962年
・・紀州白浜の宿
雨にけぶる神島を見て紀伊(き)の国の生みし南方熊楠を思ふ
・・日本遺族会創立十五年
年あまたへにけるけふものこされしうから思へばむねせまりくる
御製。御歌。の、不変である。いのりの、不変である。
矢嶋よ。やよ励まね。
やよの幾乗を、励まね。や。
矢嶋博士
